営業部です。
来る6/20に機械要素技術展に行ってきました。
日本の最新技術の粋を集めた会社+海外の加工屋さんも多数出展しており非常に熱気のある会場でした。
その中でビビっと来たのがとある金属加工屋さん!
なんと切削加工でテレキャスターを作っておられるではないですか!
以前アクリルでストラトキャスターを作っておられた会社さんがいたのですが
その時は70’sのストラトかと思うぐらい重たく驚きました。
ですが今回のこちらの会社さんのテレキャスターは一般的なものと遜色ない重さで非常に取り回しも良さそうでした!
そして何よりもネックのバーズアイが素晴らしかった!ネックはオーダーされたとのことでしたがナットや塗装は自分で行ったとのこと!
パーツもゴトーのペグやブリッジ、ダンカンのピックアップと実際のものと変わらず!
一つ心残りだったのは一体どんな音がしたのだろうかと…アンプから音を聴いてみたかったです。
テレキャスターもストラトキャスターも50年代初頭に発表されて細かなスペックは変わっていますが70年たった今も当時と同じ形で
数多のミュージシャンに愛され、数々の名演、たくさんの時代を作ってきました。
工業製品としてもとても素晴らしいものとなっており、おそらく百年経っても形は変わらないと思っております。
構えるとボディが平行になるところもギターボーカルの人たちに人気のあるところですね。
コンターなしのボディバックが肋骨にあたって痛いところ、ブリッジの絶対オクターブチューニングが合わないところ(独立したブリッジなら問題ないですが)、それすらも演奏中耳で合わせていく名手たちの演奏は必聴です。
あと、レオ・フェンダーの亡くなる間際の「世界中のアーティストにしてあげられる事は全部やった」と
生涯ギターが弾けなかった話は大好きです。
沢山の愛すべき特徴がたくさん詰まったテレキャスター、こんなところで出会えるとは…..
加工屋さんにいてよかったです。
そして自分でも作ってみたくなったとかなってないとか…..
では。